コンポスト トイレ しくみ !!


ENGLISH

 

1.構造は簡単

 

 本体は、便器と発酵装置を結ぶスパットにコイル 状のリボンスクリュー、ヒーターを取りつけた発酵槽、そして発酵装置の機能をコントロールする自動 制御盤、換気扇一体型の排気装置から成っています。このシステムが私達の排泄物を水や薬品を使わず、 全て分解消滅させてしまうのです。

2.微生物の活性化

 

 まず発酵槽に、微生物の活動のし易い環境をつく る為に、発酵促進剤となる木質系炭素(というと特殊な物質の様ですが、これは皆さん良くご存知のオガ 屑です)を入れます。し尿はこのオガ屑に吸収されます。微生物の活動には窒素分と炭素分が必要ですが、 これは我々人間にとって血肉を作る蛋白質(窒素分)とエネルギー源としての炭水化物(炭素分)が必要で あるのと同じことです。吸収されたし尿は、発酵槽に取りつけられたリボンスクリューによって攪拌され ます。回転は1分間に一回り半、但し、常時回転させておく必要はありません。6時間から8時間ごとに1 〜2分程度混ぜれば充分です。タイマーセットは自動制御盤にセットされます。

断面図

3.し尿の分解消滅

 

トップページ

 メール

さて、屎尿中の窒素およびオガ屑中の炭素を摂取した微生物はいよい よその活動を始め、生育、増殖していく過程で細胞に取り込んだ物質の分解により熱を発生します。熱は 発酵開始時から次第に上昇し最高温度は60゚Cから70゚C、もしくはそれ以上に達し、水分の蒸発が活発に始 まります。蒸気水分は電動ファンにより便器側から吸引されている空気によって外に運び出され、屎尿の水分の全量(96%)を蒸発させ同時に屎尿中の固形分(4%)を消滅させます。これに拠り屎尿は全て分解消滅します。また、コンポストの温度は60゚C以上になるため、人間にとって有害な大腸菌や回虫などの 寄生虫は死滅します。

 

4.家庭菜園で再利用

 

 

 この様に、し尿は全て分解されますので、汲み取り が一切不要となり、炭素源としてのオガ屑は無臭で無害の衛生的かつ有益なコンポストとして蘇ります。コンポスト化したオガ屑はその中に含まれる炭素分が不足してきますので、コンポストを定期的に回収し(18g程度を年に3回〜4回)、同量の新しいオガ屑を投入します。
家庭菜園 をなさっている方なら、まさに一石二鳥の有機肥料として無公害の食物作りに活かせます。